医局の紹介 医局の紹介

入局者の声

Case 1. 児童精神科に興味のあるA先生(入局1年目)

① 精神科を選んだ理由はなんですか?
長い期間にわたって患者様やご家族様と関われる点に魅力を感じておりました。また、かねてより児童精神科の分野に関心があり、精神科を選びました。

② 奈良医大精神科への入局を決めた理由はなんですか?
児童精神科の経験を十分に積むことができること、児童だけにとどまらず、入院患者様や外来患者様、多彩な年齢や疾患の症例を経験できる環境であり、入局を決めました。熱心な先生が多く、楽しく働けそうな雰囲気だったのも大きかったです。

③ 実際に働いてみてどう感じましたか?
自分のやりたかったことができていると感じています。未熟な点はあまりにも多いですが、日々多くのことを学ばせてもらっています。

④ プライベートとの両立はできますか?
入局以降、休暇では海外旅行や国内旅行なども行き、プライベートも充実した時間を送っています。

⑤ いつから子どもの診療に関われますか?
入局以降、入院患者様、外来予診や上級医の外来陪席などで多く関わらせていただきました。10月以降は自分の外来も始まり、発達障害や不登校など、入院症例とはまた違った困りごとで受診される子どもさんの診療にあたり、日々勉強させていただいています。

⑥ 入局を考えている人へメッセージ
是非一緒に働きましょう。

Case 2. 他大学出身のB先生(入局2年目)

① 精神科を選んだ理由はなんですか?
学生時代から、人の考えや精神疾患の病態そのものに強い興味がありました。身体的な側面だけでなく、患者さんの人生観や社会背景も含めて深く向き合う精神科医療に、大きな魅力を感じたのがきっかけです。この分野は探求しがいがあり、患者さんとじっくり時間をかけて関わることで、医師として人間として成長できると考え選びました。

② 奈良医大精神科への入局を決めた理由はなんですか?
見学の際、先生方が診療に熱意を持って取り組んでいる姿が印象的でした。また、出身大学に関係なくたくさんの先生に温かく声をかけていただき、ここなら安心して研鑽を積めると確信しました。大学病院ならではの身体合併症を含む多様な症例を経験でき、指導体制が充実している点も、専攻医としての成長に最適だと感じました。

③ 実際に働いてみてどう感じましたか?
診療で迷った時も、上級医の先生方が親身に相談に乗ってくださるため、孤独を感じることなく診療に向き合えます。周囲の先生方の熱量も高く、日々良い刺激を受けています。また、1年目から多くの症例を経験させていただけるため、実践的なスキルアップにつながっていると実感しています。

④ プライベートとの両立はできますか?
業務はチーム制で互いにサポートしあう体制があるため、オンとオフの切り替えがしっかりしており、プライベートの時間も十分に確保できています。休日はゲームやドラマ鑑賞など趣味の時間に充てたり、旅行に出かけたりと満喫しています。

⑤ 他大学出身で困ったことはありますか?
入局前は「アウェイではないか」という不安も少しありましたが、実際は全く困ることはありませんでした。私のような他大学出身者も多く在籍しており、出身校による壁は一切感じません。むしろ、多様な視点を尊重してくれる土壌があり、初日から自然と輪に溶け込むことができました。

⑥ 入局を考えている人へメッセージ
精神科に少しでも興味がある方は、ぜひ一度見学に来てみてください。奈良医大は、出身大学や経歴を問わず、意欲のある人を温かく迎え入れてくれる医局です。多様なバックグラウンドを持つ仲間と共に、熱意を持って成長できる環境だと思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

Case 3. 他科から精神科に転科したC先生(入局1年目)

① 精神科を選んだ理由はなんですか?
私は元々急性期治療に興味があり内科に進んだのですが、治療経過が早い症例が多く、なかなか患者さんの声をじっくりと聞く機会が得られませんでした。一方で精神科では時間をかけて患者さんの思いに寄り添い、対話そのものが治療につながるところに魅力を感じたため、転科を決意しました。

② 奈良医大精神科への入局を決めた理由はなんですか?
奈良医大病院は精神科の病床数が多く、豊富な症例に恵まれていると感じました。また医局員の数が多いことも魅力であり、実際に見学に伺うと多くの指導医が若手医師への教育を行っている姿が印象に残り入局の決め手となりました。

③ 実際に働いてみてどう感じましたか?
入院患者さんは専攻医、若手医師、指導医の3人チームで診療を行なっており、適宜情報共有や相談をしながら治療に取り組むことができるので、悩みを抱えることなく働けるとても良い環境だと考えています。また外来診療もカンファレンスで初診患者さんの振り返りを行なっており、やりっぱなしにならないのが良いと思います。

④ プライベートとの両立はできますか?
休日や祝日は入院患者さんの診察を当直の先生が担当するため、主治医が休日に病院に来る必要はありません。そのためオンオフのメリハリをつけやすく、自由な時間を確保しやすいと感じています。また、趣味を楽しんだり新しい知見を深めたりすることが日々の患者さんとのコミュニケーションの種になることがあるので、プライベートの時間はしっかり楽しむことを意識しています。

⑤ 入局前のイメージとギャップはありましたか?
ギャップはあまりありませんでした。入局前の見学に伺うと、先生方が活発に意見交換をされている姿が印象的でしたが、実際に入局した後もそのイメージは変わっていません。上級医の先生にも気軽に話しやすい雰囲気があるので、相談がしやすく、楽しく働けています。

⑥ 入局を考えている人へメッセージ
精神科は患者さんとの会話をもとに診断や治療を行なっていくので、日々のちょっとしたコミュニケーションが診療につながっている点がとても面白いと感じています。また奈良医大精神科は医局員の数が多く、さまざまなバックグラウンドを持つ人が在籍しているので日々学びがあり楽しい精神科医ライフを送ることができると思います。ぜひ気軽に見学に来てください!

Case 4. 育児と両立しているD先生(入局3年目)

① 精神科を選んだ理由はなんですか?
精神科を選んだのは、患者さんの人生に寄り添える科だと感じたからです。症状だけでなく、その人の背景や価値観などを含めて、長く深い関係性を築ける点に魅力を感じました。
また、精神医学はまだ解明されていない部分が多く、今後の研究の進歩によって大きなブレイクスルーがあり得る分野です。自分が医師として働く中で、その変化に立ち会えるかもしれないという期待もありました。

② 奈良医大精神科への入局を決めた理由はなんですか?
奈良医大精神科に入局を決めたのは、指導がとても丁寧で、専門医や指定医の取得に向けたサポートがしっかり整っていたからです。大学病院の症例が豊富であることや、関連病院が多く様々な経験が積める点も決め手になりました。

③ 実際に働いてみてどう感じましたか?
実際に働き始めてみると、想像以上に相談しやすい環境だと感じています。大学病院ではチーム主治医制をとっており、治療や対応に迷ったときでもひとりで抱え込まず、すぐ上級医に相談できます。安心できる環境で着実に経験を重ねられていると実感しています。

④ 育児との両立はできますか?
育児と精神科研修の両立は正直とても大変ですが、精神科は急変が少なく、時間の見通しが立てやすいので、比較的両立しやすい科だと思います。また、子どもが急に熱を出してしまう時なども、チーム主治医制のおかげで休みを相談しやすく、本当に助けられています。育児の経験が患者さんやご家族の気持ちを理解する助けになることも多く、日々の生活が診療にも良い影響を与えていると感じています。

⑤ 入局を考えている人へメッセージ
精神科は、患者さんと丁寧に向き合いながら、自分自身も成長できるとても魅力的な診療科です。奈良医大には、育児やライフイベントがあっても働き続けられる柔軟さ、支えてくれる仲間がいます。ぜひ一度見学に来て、雰囲気を感じてみてください。お会いできる日を楽しみにしています。

Case 5. 大学院で研究し臨床と両立しているE先生(入局3年目)

① 奈良医大精神科に入局を決めた理由はなんですか?
大学時代に所属していた部活の先輩が複数人いたことが大きかったです。当時から尊敬していた先輩で、今後も一緒に働きたいと感じました。

② 実際に働いてみてどう感じましたか?
人見知りでなじめるのか心配していましたが、元々仲良くしてもらっていた先輩がいたからか、なじみやすく働きやすいと感じています。医局の先輩・後輩と徐々に仲良くなり、今ではプライベートで一緒に遊ぶことが多く、一緒にキャンプに行くこともあります。おかげで仕事でも相談しやすくなりました。

③ 研究と臨床の両立は大変ですか?
研究の時間が確保できるように配慮頂いていたり、他の先生方に助けてもらったりしているので両立できていると思います。今は研究の方はまだ駆け出しのため、臨床と研究は2:1くらいの比率でできていると思います。

④ 入局を考えている人へメッセージ
奈良医大精神科は自分の意見を尊重してくれる医局です。自分の考えを診療に活かすことができ、困った時はすぐに先輩にサポートしてもらえる、ほのぼのとした医局です。

Case 6. 指定医を取得したF先生(入局5年目)

① 精神科を選んだ理由はなんですか?
学生時代のポリクリでローテートしたことがきっかけです。手技などではなく対話や薬剤調整を中心に患者さんに寄り添い治療していく精神科の魅力に心引かれるようになりました。初期研修では主体的に患者さんの治療に関わることができ、学びたいという決意が確固たるものになりました。

② 奈良医大精神科への入局を決めた理由はなんですか?
早期から主治医として臨床に関わることができ、上級医や同期と疑問点を共有し相談できる環境が整っていたため入局させて頂きました。人として尊敬できる上級医の方々が多く、医局の雰囲気が良いのも決め手の一つでした。

③ 実際に働いてみてどう感じましたか?
精神科は医師から患者さんへの一方通行での医療の提供ではなく、私たちが患者さんの話を聴き、患者さんに寄り添うことで私たち自身も日々患者さんから何かを学ばせてもらっているということを実感する日々を過ごしています。

⑦ プライベートとの両立はできますか?
精神科はオンとオフがはっきりしている傾向にあるため、QOLを重視したい方に対してもお勧めできる科だと思います。オフに何か趣味などを究めている医局員の方々も多い(気がする)ので、そういった意味でもいろいろと相談できる環境が整っていると思います。

④ 精神保健指定医を取得するにはどのくらい大変でしたか?サポートはありましたか?
私は今春に精神保健指定医の資格を得ることが出来ました。指定医の資格を得るためにはレポート5例と口頭試問に合格することが必要です。合格率は7割程度で決して超難関というわけではありませんが、法律に基づいた必須のポイントを外さず端的に記載し答えることが求められており、これまで何度も経験してきた筆記試験とは異なった難しさがあると感じました。そのためには適切な環境で周囲と足並みを合わせることが望ましく、具体的には、指導医に症例やレポートを確認してもらえるような「縦の繋がり」、レポートや口頭試問の内容を相談し合えるような「横の繋がり」の両方が必要です。そういったサポートを十分に得られるのが奈良医大精神科の医局の環境です。入局して良かった点の一つです。

⑤ 入局を考えている人へメッセージ
今後さらに精神科のニーズは増えてくると思います。奈良医大精神科で一緒に学んでいきませんか。少しでも入局に興味のある方は医局説明会や見学にお越しください。

各年度の入局者

  • 平成08年度:6人
  • 平成09年度:8人
  • 平成10年度:8人
  • 平成11年度:6人
  • 平成12年度:9人
  • 平成13年度:13人
  • 平成14年度:7人
  • 平成15年度:9人
  • 平成16年度:2人
  • 平成17年度:1人
  • 平成18年度:7人
  • 平成19年度:10人
  • 平成20年度:5人
  • 平成21年度:2人
  • 平成22年度:4人
  • 平成23年度:5人
  • 平成24年度:5人
  • 平成25年度:6人
  • 平成26年度:6人
  • 平成27年度:1人
  • 平成28年度:8人
  • 平成29年度:5人
  • 平成30年度:6人
  • 平成31年度:8人
  • 令和02年度:6人
  • 令和03年度:9人
  • 令和04年度:11人
  • 令和05年度:8人
  • 令和06年度:5人
  • 令和07年度:4人
  • 令和08年度:4人(予定)
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